父は今さら説明不要のスーパーサイアーでG1馬を多数輩出。2002年に惜しまれつつ急死しましたが、2003年のG1戦線でも牡牝共にクラシック2冠馬が出るなど産駒が圧倒的な活躍をし、改めてその偉大さを認識させられています。本募集馬と同期の2003年度産駒はそのラストクロップとなりますが、本年度のセレクトセールでも3億円を超える価格で取引された馬が登場するなどし、その最後の血を求めてバイヤー間で激しい争奪戦が繰り広げられています。そして本馬はそのセレクトセールで注目を集めたSS産駒の1頭です。
母ヒシバイタルは、現役時の勝鞍は新馬戦の1勝のみではありますが、その時の相手がハギノスプレンダー、エイシンルーデンス、フサイチエアデールといった後に重賞・オープンを制するメンバー。それらを相手に7馬身差の圧勝を演じており、引退の原因となった骨折さえしなければかなりの出世が見込めた器であった事は疑いようがありません。血統に目を移すと母の父として極めて優秀なトニービンの産駒で、その牝系はヌレイエフやサドラーズウェルズなどが属している超一流の名門・スペシャルの系統。その優秀な血は、繁殖牝馬となった今こそ開花を見せるでしょう。
黒い毛色、極薄の皮膚と幅が薄い馬体の造りはいかにも走るサンデー産駒のそれ。現時点で注文を付けるところは一切ありません。最高の父系と最高の牝系を有する本馬。単に競走馬としてだけでなく、種牡馬候補までを見据えている1頭です。 |
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